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蓼科の別荘(0)

e82.jpg

89 :名無しさん:2000/06/01(木) 22:54
私が体験した心霊体験の中で一番怖かった話しをします。
(ちょっと長くてごめんなさい。)
10年前程、大学の友人達と蓼科の別荘を借りてスキーにいった時の話しです。
全部でカップル2組、私と友人の女2人、男3人の計9人のグループだったので、友達が結構大きな1件家の別荘を借りてくれました。
その家はわりと新しく、多くの別荘が建つ森の中にポツンと建っている感じの家でした。
1階には吹き抜けになっているキッチン&ダイニング、隣接して10畳くらいの和室(コタツ付き)、奥に2段ベッドが2つある部屋、そして2階にもう一部屋4畳半くらいの和室があり、
カップル2組は2段ベッドの部屋、私と友達は2階の和室、男の子3人はコタツのある1階の和室に寝ることになりました。
夕食後は、恒例の怪談話しをしようと、コタツ部屋にみんなで集り話しを始めると、男の子の1人が、
”俺、霊感強くてさー、こういう話ししてると寄ってきちゃうんだよね”と言い出しました。
みんなは、”出たら面白いよなー”!と言って話しつづけ、
また、台所の窓から誰か覗いているような気がするー
(私はちょっと霊感があります。)
と言っては、写真を撮ったり、更にめいめいの怖い話しを続けました。

つづく


90 :名無しさん:2000/06/01(木) 23:05
>89からのつづき

すると、外から女の悲鳴が聞こえた気がしたのです。
”しー、今何か聞こえなかった?”
”えー何も聞こえないよ”
”ちょっと、静かにしてて!”
また、森の奥から女のかぼそい悲鳴が・・・
”ほら、聞こえたでしょ?”
でも誰も何も聞こえないと言うのです。それでも騒いでいると、
先に寝ていたカップルの女の子のひとりが起きてきて、
”ねー、今誰か外に出てる?誰か歩いている音がするんだけど”
もちろん雪が1メートル以上積もった森の中を歩く人などいないので、
”怖がらせようと言ってるンだろー”
”でもここおかしいよ”
”じゃー,外を見てくるよ”


91 :名無しさん:2000/06/01(木) 23:21
>90のつづき

外を見て、”何もないよ”と帰って来た男の子が家に入った途端
例の霊感男がばったりと倒れたのです!
彼は小さな子供の様にしくしくと泣き始め、最初は冗談と思っていた男の子たちも、おかしいと思った時はすでに遅かった・・・。
部屋の中には、誰かが体当たりしているような、ドーンドーンという大きな音がして、おまけに2階の和室には子供が円を描いて走っているような、パタパタという音。
その男の子はしくしく泣いているし、その音は朝までつづき、私達9人(実際は1人倒れていたので8人)は手をつなぎ、一睡もしないで夜明けを迎えました。

次の日はスキーどころではなく、その男の子ずっとボーっとしていました。
”昨夜の事覚えてる?”と聞くと
”突然悲しくなって、なんでこんなに悲しいんだろう・・・”と思っていたと。
ただただ、悲しくて悲しくて、しかたなかった・・・と。


92 :名無しさん:2000/06/01(木) 23:32
>91のつづき

この話しには後日談があります。
全員であんな怖い体験をしたのにもかかわらず、例の霊感男の事を最後まで演技と言っていた男の子が家に帰ったとき、不思議なことがあったそうです。

彼が帰ったとき、彼のお母さんが玄関まで出てきて、
”どちら様ですか?”といったらしいのです。
”何いってんだよ!スキーから帰って来たよ”
それでも、母親の様子がおかしく、しまいには熱を出して寝こんでしまった母親の事をただ事ではないと感じた彼が、霊感のつよい親戚の叔母サンに話したところ、
”存在を否定された霊が、私はここにいる!と訴えたくてお母さんに憑いたのよ。お払いしなさい!”と言われたそうです。
そういえば、あの時に面白がって写真を撮ったっけ・・・と思いだして、フィルムを現像すると、写っていたそうです。
台所の窓から覗いているおかっぱ頭の女の子が・・・。
写真は叔母サンの勧めですぐ焼いたらしく、その男の子以外は誰も見ていませんが。

蓼科という地名を聞くたびに、あの冬の夜の体験を思いだします。
今もあの子は、森の中をさまよっているのでしょうか・・・。


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[ 2010/05/07 ] 【Short】 山. | | コメント(0)
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